アメリカ英語においては
「cancer patients」という表現よりも
「patients with cancer」という表現のほうが好まれるらしい
という話を聞きました。
校正者によると
「その人の人格そのものが病気で言い表せるような暗示を避けるため」
とのこと。
なるほどなあと思いましたし
これは今私が多くの企業の方と取り組んでいる
より良いマネジメントにも
とても大切な考えだなあと思いました。
例えば
遅刻が続いてしまった人に
「あいつはだらしない」
という言い方をしてしまったり
営業先で失敗をしてしまった部下に
「本当にダメな奴だ」
というレッテルを貼ってしまったり。
その人の行動や、やり方を指導すべきマネジャーが
知らず知らずのうちに
人格そのものを否定するような表現をしてしまうことが
往々にしてあります。
そのようなものの言い方や考えは
部下との信頼関係構築にマイナスに働いてしまいますし
今の時代にはハラスメントとして
問題になる可能性もあります。
なにより
部下が意識高く働ける場所ではなくなってしまうかもしれません。
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